おもむくままに記録した

乳癌と告げられた42歳のまゆじろう。家族(パパと娘と息子)とともに闘うぞ❗

ガン保険 様々

前回のブログで、息子に対して金銭的なことは私が何とかしようと話の流れで言ってしまったが、本当に何とかなってしまった。

ガン保険が入金されたと保険会社から連絡があった。

その額、ん百万円

単位、すごっ❗

 

さかのぼること、今から30年以上も前。

私が7才、小学1年生のときに実母が亡くなった。胃ガンでした。

その当時のガンといえば、恐らく治療法も今のようにはいかず、ガン=死だったと思われます。

私は2才の時に、突然保育園へ入れられ、身の回りの世話をするのに東京からおばあちゃんがやってきた。

私の記憶にある母親は病院での姿だけ。

 

そんな過去があるのでガン保険だけはしっかり入っていた。

それでも結婚してすぐだったから、今のほうが良い保険がいっぱいあるよねー。

ガン保険入ってたくせに自分はガンになるとは思ってなかったから保険の見直しまでしてなかった。

それでも、ん百万はデカイ😂

これからの抗がん剤と薬代は心配しないで済む。

でも、パパの知り合いの保険屋さんが、保険金いっぱい入るけど転移とかしたらお金かかるから使わないで下さいねと言っていたそうだ。

会ったことがないその保険屋さんは私の行動をお見通しのようだ。

ええ、使いませんよ。

我慢します❗

その予定です。

受験生の息子へ 

本命校の過去問(算数)をやっていた息子。

あまりの出来の悪さに涙を流していた😭

 

いいんだよ。

君の頑張りは一番近くで見守っていた私が良く分かっている。

2年間、いろんなもの我慢して一生懸命勉強してたじゃないか❗

結果がついてくるのがベストだけど、ついてこないこともある。

行きたい学校に目標定めて頑張ったその姿勢がきっとこれからの君の力になるはずだよ。

 

だいたい、パパもママも公立中学で充分だと思ってる。

上の子も高校は私立だけど、中学は近所の公立だ。

異種格闘技戦のような中学生活を送ってお姉ちゃんは身も心も、ものすごく逞しくなったぞ。

 

それに、ウチはごく普通のサラリーマン家庭だ。

金銭的にも決して余裕があるわけではない。

おまけにママが癌になって医療費も馬鹿にならないぞ。

ま、私のほうが後だしだったのでそこはママが何とかするとしよう。

 

入試日まで、あと1週間とちょっと。

自信を持って、あせらずに。

どんな形で終わってもパパもママも最後までやり遂げた君を誇りに思うよ。

片乳生活

左乳房摘出してから1ヵ月が過ぎた。

片乳での生活にももう慣れた。

そりゃー最初の頃は精神的ショックも少しあったが、退院して3日経ったぐらいのときにパパが『なんか見慣れてきた。』と言ってくれた。

その言葉でパッーと視界が開けて精神的ショックはどこかに消え去った。単純です。

 

基本ノーブラで過ごしてます。出掛けるときも。

ブラジャーがあたるところに傷があるので擦れて痛い😖

どんなに柔らかい素材でも痛むので諦めた。

私はブラジャーに入れるタイプのパットしか持ってないので、ブラジャーがなければ乳のふくらみも片方だけ。

でも、季節が良かった。

いっぱい着込むから片方ふくらんでなくてもあまり分かりません。

こうやってごまかして出掛けてます。

薄着になる頃にはブラも着けられるだろうし、もう少し高性能なパットも用意出来るだろう。

 

生活に支障はないが子供たちはどう思っているのか心配。

息子に聞いてみると、何を今更風に『気にならないよ』と言ってくれた。

同じ女性として娘はどうだろうか?

きっと思うところはあるよね。

でも、聞いてみたら結構あっさりと気にならないと言ってくれた。

『思っていたよりも気にならない』って。

やっぱり思うところがあったのね。

 

息子にしても、娘にしてもあまり深く考えない人なんで良かった。

これも風呂上がりに裸でウロウロして慣れさせたママの努力の賜物だねぇ~😏

息子との会話

今年のセンター試験の国語の問題文。

おっぱいおっぱいというワードが出てたらしい。

その事を息子に告げると、そういうことがお好きな年頃なんでニタニタしながら問題文を読んでいた。

『あった、あった❗』と喜んで私を見て言った。

『おっぱいおっぱいだって。ママはおっぱいだね』

ん?

そうか❗ママは片乳だからおっぱいふたつ使わないのか。

息子に軽くディスられたけど、なかなか面白いこと言う子だねー。

妙に感心してしまった。

治療方針決定

病理検査の結果を聞きに病院へ。

ええ、昨日のあれです。

 

ステージ2Bだそうです。

性質はおとなしいけど悪性度は高め。

???分かるような分からないような。

性質だけで判断するならホルモン療法だけで済むところ、悪性度高めに加えリンパ節1個に転移があったため抗がん剤を勧められた。

転移・再発の芽を少しでも摘んでおこうという先生の考えだ。

私の心はすぐに決まった。一緒に聞いていたパパも同じ考えのようで、私の顔を見て大きくうなずいた。

やってやるさ、抗がん剤

私もホルモン療法だけじゃ心もとないと思っていた。

やっぱ、ガンサバイバーなら抗がん剤やらなきゃね。

よーし、ズラの準備しなきゃ🎵

 

気合いを入れて

乳ガンになってからすっかり病院恐怖症になってしまった。だって病院で聞く話はひとつも良い話がなくて、だいたいへこんで帰ることになるから。

でも、病院が大切なのも分かっているし、まだ死にたくないからちゃんと通う。

 

そして、今日は通院日。

病理検査の結果を聞くという、これまたあまりよろしくないお話がある日なのだ。

気が重い😖数日前から悪い考えが頭をよぎる。

でも行くんだ❗行かなけらば話が始まらない。

 

気持ちを奮い立たせて出掛けようとした、まさにその時❗家の電話がなった。

なんと病院から。検査結果が全部揃うのが今日の夕方になっちゃうから明日来てね、という話だった。

まったく、肩透かしだぜ😣

 

明日、もう一回気合いの入れ直しからスタートだよ。

 

 

自己肯定感

昨日は娘の公式戦と息子の土曜参観があった。こんなときは分担制となっております。

仕事を休んだパパが娘の方へ、私が息子の方へ行ってきた。

 

娘の結果は、優勝して県大会出場を決めたそうだ。試合の様子はパパが撮ってきたビデオで確認。足を捻挫していたわりには頑張ってチームに貢献していた。県大会出場おめでとう🎉

 

で、私が観てきた息子の話。

授業は道徳。友達の良いところを伝えるという内容だった。まずは班のなかで伝えあい、次に伝えたいクラスの友達に良いところを伝えに行く。息子がどんなことを伝えてもらったか分からなかったが数名のお友達が伝えに来てくれた。

そこで先生が『友達が伝えてくれた自分のいいところ、みんなは自分でわかってますか?分かっている人は手を挙げて』と言った直後にクラスで二人だけ手を挙げた。自信満々で手を挙げた方はウチの息子だった。息子は立派な自己肯定感を持っているらしい。あっぱれだ👏

 

家に帰ってから、友達に伝えてもらった息子の良いところを聞いた。

『みんなねー、テンション高め的なこと言ってたよ』

それって良いところなの⁉