おもむくままに記録した

乳癌と告げられた42歳のまゆじろう。家族(パパと娘と息子)とともに闘うぞ❗

ばぁちゃんと孫の時間

義母は同じ市内に住んでいる

車で40分ほどかな

そこに息子一人で泊まりに行った

義母は独り暮らしなので義母VS息子

二人きりで1泊2日過ごすのだ

 

ばぁちゃんと二人きりは息子にとっては初めてのこと

どんな化学反応をしてくれるか楽しみだ

 

ちなみに娘は昨日から2泊3日で部活の合宿へ行ってしまった

ということは、今日はパパと二人きり

なんと張り合いのない生活だ😩

 

でも抗がん剤後の一番体調が悪い時に子供たちの心配をしないで過ごせるのは有難い

みんなのサポートに感謝しつつゆっくり過ごさせていただきます🤗

春休みは休まらない

注射の副作用で体がだるい日です

3回目ともなると慣れたもの

自分のペースで無理ない範囲で家事をこなす

そのつもりでした

 

『ママー、この問題分かんない😩』

と、ベランダで洗濯物を干す私を家の中から呼ぶ息子

呼ばれちゃったら仕方ない

洗濯物干しの手を止めて家の中へ

息子に解説をしてまたベランダへ

これを数回繰り返す

それだけでヘロヘロ😵

 

そんな母の姿をみた息子が

『お昼ご飯作ってあげるよ』

まぁー、なんて優しいんでしょ😍

 

そして息子がキッチンに立ちホットケーキを焼いてくれた

任せておけばいいんだろうけど

どうしても気になってキッチンをのぞいてしまう

 

うぉー❗️ホットケーキが真っ黒じゃ

炭だ、炭❗️

そこからは手も口も出し放題

自分で作ったほうが疲れなかったかも

 

やっぱり家に誰かいるとのんびりとは出来ない

体調が悪くても家族のためだと頑張ってしまう

これがお母さんだね🤗

 

 

その話はデリケートだと思います

抗がん剤の点滴はカーテンで仕切られたリクライニングシートに座って受ける

点滴中も様子を見に看護師さんがカーテンを開けて中を覗く

 

すると、来る看護師さんみんな髪の毛のことを話してくる。

ご存知の通り、私の髪の毛はウィッグです

 

「髪の毛しっくりきてますね」

とか

「薬が終ったらちゃんと生えてくるから大丈夫」

などなど

 

その前に髪の毛の話をしていたらその流れでのこの会話は理解できる

しかし、カーテンを開けての開口一番がその話

それってもしかすると私が被っていることバレバレってことですか⁉️

家族にはバレないぐらい自然だと言われていたから自信があったのに😔

やっぱりプロの目は誤魔化せないのね

3回目の抗がん剤

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 ただいま抗がん剤点滴中

4時間程の長丁場

今回の愛読書は『ハイキュー』です

 

娘が部活でバレーボールをやっているので

家族全員『ハイキュー』大好き💕

 

点滴しながらも力が入る

熱いものがこみ上げてくる

いやー、スポーツって素晴らしいですね😊

 

抗がん剤2クール目 まとめ

明日は抗がん剤3回目の投与日

ということで、今日までのまとめをしておこうと思う

 

体調は1クール目より2クール目のほうが良かったかも

体調の悪い期間は変わらないけど程度が軽く済んだ

これも1クール目に外せない用事で出掛けたあとなかなか回復しなかったことを教訓にしたからだろうか

今回は無駄な外出は一切避けて

ただひたすらに引きこもっていた

 

あと、1クール目は排便コントロールがうまくいかず

3日便秘のあと4日下痢という忙しいときを過ごしてしまった

これは担当医に相談して服薬の量を自分でコントロールすることにした

 

うまくいったかどうかはよく分からない

3日便秘は変わらず、その後の下痢は程度が軽く済んだ感じ

これ以上は望めないかなーと思っている

 

今回、初めて出た症状がある

左眼の下あたりがピクピク痙攣するのだ

ずっとではないが気付くとピクピクしてる

これも副作用なのか?

明日担当医に聞いてみよう

 

4回ある抗がん剤の半分を終えた

やっと半分

残り半分

もうひと頑張りしますか😊

下剋上受験

家族揃って ドラマ『下剋上受験』の最終回を観た

 

中学受験を経験したものとしては

ドラマの中のお父さんの気持ちもよく分かるし娘の大変さもよく分かってしまう

 

時に親子でぶつかり、困難を乗り越えてひたすら勉強するドラマの中の佳織ちゃんは

数ヶ月前の息子と同じであった

 

阿部サダヲ演じるお父さんが

どんな事をしてでも娘を合格させてやりたいと願う姿は、正に私たち夫婦と同じであった

 

ドラマのクライマックス

みんな揃ってネットで合否を確認するシーンは

我が家でも同じことをしてたので感情移入も最高潮に達し、私は号泣😭

 

なんだかもう一回中学受験を経験したような気分になった

そのおかげでとても疲労を感じるドラマでした

 

 

 

 

卒業式で心に誓う

乳ガンの告知を受けて、まず一番に思ったことは

私も死ぬんだというごくごく当たり前のことだった

 

誰もがいずれは死ぬ

でも私はまだまだ先だと思っていた

なんの根拠も自信もなかったけど

漠然とまだ死なないと思っていた

 

それが告知を受けたときから

『死』というものがグググッと私の身近に寄ってきてものすごく現実のものとなってしまった

 

いつ死ぬかは分からないが『死』は私のすぐ隣にあるんだなと改めて思った

 

今まですごく幸せな日々を過ごしてきた

優しいパパとかわいい子供たちに囲まれ

毎日笑って暮らしていた

そんな家族とお別れするのは死ぬほどつらい

それでもそのうち『死』はやってきてしまう

数十年後か二、三年後か明日かも知れない

 

でも、せめて息子が高校を卒業するまでは元気でいたい

毎日お弁当を作って、思い悩むときはそばで支えたい

娘にそうしていたように息子にも同じようにしてやりたい

 

娘はあと2年で高校卒業するし

中学のとき人間関係いろいろあっていっぱい悩み、そのお陰でたくましく成長したからあまり心配していない

ぐーたらだけどいざという時は動ける人だと信じている

 

だけど息子はまだまだ成長途中

見守り続けたいと強く思う

 

その息子が今日、小学校を卒業した

卒業式での立派な姿を見て思った

あとふたつ、中学校と高校の卒業式を一緒に迎えたい

だからつらい抗がん剤治療も今後も10年続く服薬も定期検査の結果を聞くときのドキドキもすべて受け入れ生きていく

まだまだ頑張るぞと改めて心に誓った